横浜の総持寺で静かなひと時を!〜鶴見駅からのアクセス抜群!

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横浜の人気パワースポットの一つに数えられる鶴見区の総持寺。普段は比較的人出が少なく静かな場所ですが、春になると美しい桜が境内を彩り、花見を楽しむ多くの方々が足を運びます。この記事では、知る人ぞ知る桜の名所「総持寺」の魅力を紹介します。

鶴見駅から徒歩約5分とアクセス抜群

総持寺へのアクセスはJR鶴見駅からが便利です。

西口改札を出たら南方面(京浜急行線「花月総持寺駅」方面)へ徒歩約5分で到着。

京浜急行線を利用するなら、「花月総持寺駅」から北方面(JR「鶴見駅」方面)に歩いて7分ほどの場所にあります。

https://www.sojiji.jp/honzan/map/index.html

また、広々した無料駐車場が完備されているため車での来場も可能です。

ただし、年末年始やその他行持等でご利用できない日があるのでご注意ください。

総持寺へは、通り沿いにある「曹洞宗 大本山總持寺」と書かれた大きな柱を目印にお出かけください。

總持寺は、街中のお寺でありながら広い境内を有しています。

しかし、比較的平坦なため歩きでもそれほど苦になりません。

通り沿いからゆるゆるとした坂を歩いて行けば(駐車場は、この参道とほぼ並行する道路の先にあります)、総持寺の大きな「三門」が見えてきます。

左右にある仁王像がお迎えしてくれる「三門」

昭和44年に落成された「三門」。

あまりにも大きく立派な門のため、思わず天を仰いでしまうほどです。

それもそのはず。總持寺の山門は、鉄筋コンクリート造りでは日本一の大きさを誇るから驚きです。

三門の左右には、元横綱・北の湖15歳をモデルにしたといわれる仁王像が祀られています。

昭和を代表する巨大木彫仏で、筋肉隆々の象の高さは5.5mで迫力満点。

人の手で作り上げられたものとは思えないほどリアルで、今にも動き出しそうです。

三門の先には満開の桜が

三門を潜るとパッと視界が開け、お目当の桜を目の当たりにできます。

訪れた日はタイミング良く桜が満開に咲き誇っていました。

そのため、普段は静かな總持寺の境内が、この日は多くの花見客で賑わっていました。

桜の前には、立派なお坊さんの像が三体建てられています。

詳しくは拝見しませんでしたが、総持寺にかかわってきた名僧たちでしょうか?

私の記憶によれば以前は見かけられなかったのですが、最近建てられたものでしょうか

そのお坊さんの像の奥には「向唐門(むかいからもん)」と呼ばれる桧皮葺(ひわだぶき)の門があります。

大正14年の瑩山禅師六百回大遠忌を記念して落成されたもので、遠くからでも目を引く美しい形をしえた屋根が特徴です。

この日は近づくことができず、扉も閉められたままでした。

禅師の入山式や、正月・7月のみたままつり、11月の御移転記念日の時に開扉されるようで、機会があれば近くでじっくり観察してみたいものです。

東西の殿堂群をつなぐ「百間廊下」

「百間廊下」は境内のほぼ中央部に位置し、外苑と内苑を分ける長さ164メートルもある長廊下です。

東西の殿堂群をつなぎ合わせる、いわゆる渡り廊下の役割をしています。

1日2回、修行僧による雑巾掛けがおこなわれ、写真では分かりにくいのですが、驚くほどピカピカに磨き上げられています。

ここを走り抜けられたらさぞ楽しいだろうと想像してしまいましたが、一般の方は入ることができないのでお気をつけください、笑。

外苑と内苑の間にある「三つの門」

その百間廊下の途中には三つの門があります。

決して大きな門ではありませんが、ここを通ってその先へと進むことができます。

向かって右から、朝をあらわす「金鶏門」、昼をあらわす「中雀門」、夜をあらわす「玉兎門」と呼ばれています。

どの門も同じような形をしていますが、ちなみに写真は玉兎門です。

お釈迦様を祀る「仏殿」

七堂伽藍の中心部に配置され「大雄宝殿(だいゆうほうでん)」とも呼ばれる「仏殿」。

御本尊である木彫りの坐像「釈迦牟尼如来」が祀られています。

残念ながらこの日は改修工事の真っ最中のため、近付くことができませんでした。

大正四年に完成された、二重屋根の総檜造りです。

修行の場「大祖堂」

総持寺のシンボル的な建物「大祖伝」。

遠くからでも確認できるほど、威容のある立派な姿をしています。

瓦葺形の銅版屋根は53トンにも及び、あざやな緑色でとても印象的です。

堂内は薄暗く静かで、大変厳かな雰囲気に包まれています。

ここに居るだけで、とても気持ちが落ち着くのが実感できます。

都会の喧騒を離れ、時を経つのを忘れていつまでもこの場所にいられそうです。

堂内中央には、僧形文殊菩薩像が安置され、修行僧がこの像を囲みながら坐禅を組んだり、食事をしたり、睡眠をとったり、毎日規則正しくおこなっているそうです。

お土産は「香積台(こうしゃくだい)」で!

大祖伝から三門の方へ降りてゆくと「香積台」と言う、大正9年に完成した総檜、切妻造りの建物があります。

そして、建物の中に入ると、右側には墓地・法要・拝観・参拝などの受付をおこなう総受付、左側には、總持寺を訪れた方が気軽に出入りできる売店兼休憩所が用意されています。

中でも、売店では、御朱印帳・数珠・Tシャツなどのお土産に最適なさまざまなグッズが販売されています。

總持寺を訪れた記念に是非お立ち寄りください。

さらに奥には、木造では日本最大と言われる大黒様が祀られています

右手には打出の小槌、肩には大きな袋を担ぎ、俵の上に佇んでおられます。

日本最大と言われるだけありとても大きく、また、表情が穏やかで見ているだけでも幸せな気分になるなれます。

總持寺には、先ほどの山門に続いて、2つも日本一のものがあるのですね。

もし、このほかにも日本一があれば教えてください。

お食事が楽しめる「三松閣(さんしょうかく)」

さらに三門の方へと足を運ぶと、大きな切妻造り鉄筋コンクリートの堂宇が見えてきます。

地下二階・地上四階の建物で、大講堂のほか宿泊施設が整えられています。

軽食が楽しめるエリアもあるので、ちょっとした休憩にもおすすめです。

関東一の大梵鐘!

そうそう、もう一つ忘れていました。

總持寺にはもう一つの日本一…いや「関東一」があります。

三門の東側の小高い丘の上にある「大梵鐘」は、関東一の大きさを誇り18.75トンの重さのある鐘です。

毎日休むことなく時を告げ続け、大晦日には一般参拝者でもこの大梵鐘を撞くことができます。

お花見以外でもまたお越しください!

この記事では、神奈川県横浜市にある總持寺の魅力を紹介しました。

シーズンになると美しい桜が境内を彩り、多くのお花見客で賑わう總持寺。

しかし、總持寺の魅力はお花見だけではありません。

あの昭和の大スター・石原裕次郎のお墓があることでも知られるほか、鉄筋コンクリート造り日本一の三門や、木造では日本最大と言われる大黒様など、さまざまな見どころに溢れています。

ぜひ、あなたもそんな總持寺の魅力に触れるため、今度の休日にでも足を運んでみませんか。

最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

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